祝! 2013年 東京都ベンチャー技術大賞 奨励賞に続いて
第26回 中小企業優秀新技術・新製品賞 優秀賞を受賞
弊社が開発した三次元画像ソフトウェア「ExFact VR 2.0」が、この度、権威ある両賞を受賞致しました。
中小企業優秀新技術・新製品賞とは りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社共催による、中小企業の技術の振興を図り、日本の産業発展に寄与することを目的とした賞です。『一般部門』、『ソフトウエア部門』の2部門において、厳正な審査のうえ、優れた新技術・新製品等に対して各賞が授与されます。 東京都ベンチャー技術大賞とは ベンチャースピリットに富む中小企業が開発した、革新的で将来性のある製品・技術を表彰することにより、東京の産業の活性化と雇用の創出を図ることを目的とした制度です。 |
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【東京都ベンチャー技術大賞】 | ||
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受賞のご挨拶
ExFact VR 2.0は、画像処理に関する弊社の永年のノウハウを元に立案、ゼロから自社開発し、ようやく完成にこぎ着けた渾身の製品です。日本発の新技術を新規開発し、ソフトウェアの世界からこの分野に「技術革新」をもたらす、従来に無い特徴を備えたソフトウェアになったと自負しております。手になじむ、業務向きの使い勝手にも、徹底的にこだわって開発致しました。 私共にとっては、我が子にも等しい自社製品が客観的な技術評価を経て、こうして受賞に至ったことは、格別の思いがあり、社員一同、手放しで、この名誉を喜んでいる次第です。 しかしながら同時に、X線CT等の三次元画像デバイスの業界では、ソフトウェアは脇役で良いと常々、考えています。お客様のデータから得られた知見がものつくりの現場や研究の最前線にいる人々に高いレベルで広く波及し、高額な装置の意義を高め、産業/学術両面において、研究開発や製品品質のレベルを引き上げるような効果に至ることが理想です。従いまして、ソフトウェア製品そのものは脇役でよく、データが主役=「データ本位」が本製品の開発コンセプトとなっています。私たちのソフトウェアで作ったデータが、どなたかの手に渡り、目に触れ、何らかのお仕事のお役に立てるようなら幸いです。 さきの東京都ベンチャー技術大賞はソフトウェア製品では唯一の受賞でしたが、装置等も混ざったコンテストで、あいにく1等賞ではありませんでした。 弊社は「画像」や「三次元」をテーマとして、今後も地道に愚直にソフトウェアの事業に邁進致します。日頃、ご支援、ご厚情を賜りました皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
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三次元画像の再配布と簡単再生を実現するソフトウェア「ExFact VR 2.0」
【特徴】 |
【効果】
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【原理】 |
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パラパラ漫画と同じ原理 ![]()
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ボーイング787の故障解析にも使われました。
ボーイング787が電池故障により平成25年1月から全世界的に運休に至ったことは、社会問題として取り上げられたため、皆さんの記憶に新しいことと思います。その際、弊社はリチウムイオン電池の故障解析について格別の要請を受け、日米の運輸安全委員会、GSユアサ(電池メーカー)らに協力致しました。報道等で登場する画像は、弊社がExFact VR 2.0で作成したものです。 国土交通省 運輸安全委員会 National Transportation Safety Board: NTSB |
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お祝いのコメント
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日本歯科大学 歯学部 病理学講座 教授 青葉 孝昭 博士 | マウス舌脈管ネットワークのVR観察![]() このWeb 3D立体画像では、連続切片200枚
の組織画像から再構築したマウス舌組織の
血管網(赤色)とリンパ管網(黄色)を
ExFact VR 2.0により表示しています。
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東京都ベンチャー技術大賞 受賞おめでとうございます。 私どもの研究室では、体の組織臓器を細胞レベルで立体観察しています。今回受賞されたソフトウェア“ExFact VR 2.0”は研究面にとどまらず、教育面でも強力な3D観察ツールとして活用しています。特に、私たちは生物の内部構造を精細にWeb 3D形式で立体観察できることを目的にしていますが、ExFact VR 2.0は私どもの要望に応えてくれています。これからも滝さんと日本ビジュアルサイエンスの皆さんが更なる技術革新を続けられることを期待しています。なお、 私どもの生物試料の3Dデータにつきまして、順次、ポータルサイトに掲載を進めております。ご興味のある方は、是非アクセスしてExFact VR 2.0の迫力を体感してみてください。 |
外部からの依頼に基づいてX線CT撮像を行い、弊社ソフトウェアのデータをご提供できる企業/公的機関
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主要X線CTメーカーのご紹介
ExFact VR 2.0の主要アプリケーションである産業用X線CTの業界において、意欲的に事業展開されている企業をご紹介致します。
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日刊工業新聞受賞掲載記事へ |
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